2009年10月19日月曜日

「オープンソース」などの「開かれたなんとか」というお題目:仲良しグループがオープンになることはない

中学、高校ぐらいに、こんなグループはいなかっただろうか。

とてもフレンドリーで誰でも参加できるような雰囲気
そしていつも可愛い女の子(何故か毎回違う)が一緒にいる
とても参加しやすい雰囲気の一方、実際は親の収入や容姿などの、とても高いハードルがある
もちろん女の子にはとてもオープンだ

もっと分かりやすい例として、ネット上でもVIPPERと呼ばれる人達が似たようなことをしてる。こちらはネット上に履歴が残るのでより詳しい内情を知ることができる。その方法論はだいたいこんな感じだった。

「VIPは誰でも参加おっけーだお」
(うちらの仲間以外の、特に男が参加してきたらガンガン叩くお)

そのあたりの「VIPPER観察日記」をここにまとめてある
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3189793
(関係ない書き込みも結構あるけど参考になると思います)

その中でも特に分かりやすい行動をしていたグループについて別にまとめたものhttp://mixi.jp/view_community.pl?id=3329629
(なぜか当初の記録がかなり消えてしまったが)

この「オープンな雰囲気」による演出は、かなりおいしい方法であることが以下の事件から伺える。つまり、オープンな雰囲気の演出によって仮面ライダーのヒロイン役の女の子も参加する可能性があるようだ。

山本ひかる、「ヌード画像」流出騒ぎ
http://www.j-cast.com/2009/09/17049917.html
http://unkar.jp/read/tsushima.2ch.net/news/1253254084
>9 : ノイズx(関西地方)[]:2009/09/18(金) 15:10:28.69 ID:5UjWcrAC>乱交した奴らがうpしたら終わりだな


「オープンな雰囲気」を活用したものとして、こんなこともあった


佐藤ゆかり:「全ての国民が投資家になれる社会を作るのです」

TVなどに「ニート投資家」がやたらと出演。誰でも投資家になれるような「オープンな雰囲気」を演出
(しかしそのニート投資家の住民票を調べると、何故かある政治家との繋がりがあったり不思議な情報が出てくる(以前に見たのだけどリンクみつけられず)

「俺でも投資家になれるなら、投資家に甘い政策に賛成だぜ」

しかし実態はインサイダー情報を得られない人から搾取するだけだった( http://blogs.yahoo.co.jp/negishi_alfa/28907430.html 巨額利益生む0.03秒 米ゴールドマンサックス  )

何年かたってみて、周りに投資家になったなんて人は誰もいない

労働力を「投資家」に安く買いたたかれるだけの搾取社会、格差社会が到来


オープンな雰囲気の演出は、様々な利益を産むことがわかったが、オープンソースはどうだろうか。一見すると分かりにくい世界だが、例えばこんなところにその片鱗をみることができる。
http://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-dist1/
--引用--
不快な思いをさせる可能性がある人
しかし、残念ながら、レベルの低い2人のStampedeデベロッパーが、slpv6プロジェクトを支配したがっていました。...結局、彼らはただ議論好きなだけで、思ったとおりにならないと満足しない、ということがはっきりとしてきました。
--引用--

「オープンソースのプロジェクト」はたまに本当の慈善でやっているものもあるが、例えば同じ大学の研究室の出身者のみで構成されていたりするものには注意が必要だ。その「オープン」なはずのものを利用しようとすると上記に近い形のネガキャンが始まることがある。例えば、日本語ドキュメントがまったくないプロジェクトの日本語の解説ブログを作ったら「まるで我々の日本法人のようにふるまっている奴がいる」というネガキャンをされたことがあった。

自分が「公開」したソースコードの扱いにも注意しよう。以下はたまたま誰かが指摘しているから分かったが、そうでないなら単に労働力を搾取されるだけの場合もある。

http://bf109.seesaa.net/article/9267915.html
>SONYがCCCDのコードにLGPLで保護されたLAMEのコードを
>クレジット表示無しで含めたという事で盗用疑惑が浮上しております

http://www.cliki.net/araneida
>Seems that hunchentoot stole the show from araneida.


オープンな雰囲気の演出と利用には共通した方法論がある。それはこれらの事例から類推できると思う。オープンな雰囲気に騙されて搾取されないように注意をする必要がある

無抵抗になる印象操作:「おまえセンコウにチクッただろ」

[卑怯物の定義とは?]:

小学生の喧嘩の定番セリフに

「おまえセンコウにチクッただろ」

というのがある。

子供の頃からこう言われて続けてきたからだろうか、例えばこんなことをするのを卑怯に感じてしまう。

いじめ告発で削除申し入れ 和歌山 毎日新聞ニュース速報 http://www.asahi-net.or.jp/~pf4m-atm/EDUCATION/EDUCATNEWS/199907-EDUCATION/990907ijimehp.html
----引用----
インターネットのホームページ(HP)で、市立小学校に通う長男(1年)がいじめにあっていると告発し、学校側との話し合いの様子を映像付きで公開している
----引用----

>「市立小学校に通う長男(1年)がいじめにあっているが、学校が対応しない」と告発

が本当だとしたら学校ぐるみの相手への対抗策として、ネットで録音などを公開するのは数少ない有効な対策の1つだと思う。しかし、他に有効な方法がほとんどないのに「卑怯」という印象を持ってしまうのは何故だろう。

急増するネット告発の裏に潜む危険性!!http://www.nikkeibp.co.jp/archives/083/83689.html

この記事では、ネットを使って企業を恐喝する例が多数とりあげられている。 これを読むと確かにネットで告発したり「センコウにチクる」のは卑怯な行為に見えてしまう。

この印象のさらに進んだ例を見れたのがレイパーランチ事件だhttp://www22.atwiki.jp/pepper_rape/?cmd=search&keyword=%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81
これは警察も証拠隠滅に協力していた監禁レイプ事件で、被害者が自力で監禁場所から脱出しないかぎり、絶対に表ざたにはならかった事件だと言われている。 この事件に対して、あるブログや匿名掲示板では、暗にこんなことを言う人もいた。

「この女がおとなしく犠牲になっていれば、みんな丸くおさまったのに」

そう言いたくなる心境はわからなくもない。「おまえセンコウにチクッただろ」と同じ心境だ。なにせ警察も協力しているような事件なのだから。

ここまでの印象をまとめると、こうなる


「卑怯者になりたくなかったら、監禁レイプされても抵抗なんかしちゃだめで、おとなしく殺されなさい。」


[なぜこんな印象になったか]:


 卑怯という言葉に、なぜこんな不思議な印象を持つようになったのだろうか。少なくとも自分の場合について考えると、それは子供の頃からみているドラマやアニメなどの「卑怯な登場人物」の印象が強いように思える。例えば水戸黄門では、下々の物が不正を訴えるなんてストーリーはほとんどなく、黄門様が簡単に解決できそうな単純な事件を偶然みつけて解決するというストーリーがほとんどだ。しかし実際の事件はそんな単純じゃなくてスケさんの親戚が嘘ついて誰が間違って死刑になったとか(例えば http://f13.aaa.livedoor.jp/~hiroppe/gotenba/gotenba.htm )、そんなものばっかりで、お上の気まぐれで解決できますなんてのはあまりないだろう。自分が過去に巻き込まれたトラブルを思い出してもそんなものばかりだ。そんな面倒なもの訴えらたら黄門様もかなわないだろう。


とりあえず、この2つは妙に重なっているのは確かだ


卑怯と感じるもの

お上が解決したくないもの