2009年10月19日月曜日

無抵抗になる印象操作:「おまえセンコウにチクッただろ」

[卑怯物の定義とは?]:

小学生の喧嘩の定番セリフに

「おまえセンコウにチクッただろ」

というのがある。

子供の頃からこう言われて続けてきたからだろうか、例えばこんなことをするのを卑怯に感じてしまう。

いじめ告発で削除申し入れ 和歌山 毎日新聞ニュース速報 http://www.asahi-net.or.jp/~pf4m-atm/EDUCATION/EDUCATNEWS/199907-EDUCATION/990907ijimehp.html
----引用----
インターネットのホームページ(HP)で、市立小学校に通う長男(1年)がいじめにあっていると告発し、学校側との話し合いの様子を映像付きで公開している
----引用----

>「市立小学校に通う長男(1年)がいじめにあっているが、学校が対応しない」と告発

が本当だとしたら学校ぐるみの相手への対抗策として、ネットで録音などを公開するのは数少ない有効な対策の1つだと思う。しかし、他に有効な方法がほとんどないのに「卑怯」という印象を持ってしまうのは何故だろう。

急増するネット告発の裏に潜む危険性!!http://www.nikkeibp.co.jp/archives/083/83689.html

この記事では、ネットを使って企業を恐喝する例が多数とりあげられている。 これを読むと確かにネットで告発したり「センコウにチクる」のは卑怯な行為に見えてしまう。

この印象のさらに進んだ例を見れたのがレイパーランチ事件だhttp://www22.atwiki.jp/pepper_rape/?cmd=search&keyword=%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81
これは警察も証拠隠滅に協力していた監禁レイプ事件で、被害者が自力で監禁場所から脱出しないかぎり、絶対に表ざたにはならかった事件だと言われている。 この事件に対して、あるブログや匿名掲示板では、暗にこんなことを言う人もいた。

「この女がおとなしく犠牲になっていれば、みんな丸くおさまったのに」

そう言いたくなる心境はわからなくもない。「おまえセンコウにチクッただろ」と同じ心境だ。なにせ警察も協力しているような事件なのだから。

ここまでの印象をまとめると、こうなる


「卑怯者になりたくなかったら、監禁レイプされても抵抗なんかしちゃだめで、おとなしく殺されなさい。」


[なぜこんな印象になったか]:


 卑怯という言葉に、なぜこんな不思議な印象を持つようになったのだろうか。少なくとも自分の場合について考えると、それは子供の頃からみているドラマやアニメなどの「卑怯な登場人物」の印象が強いように思える。例えば水戸黄門では、下々の物が不正を訴えるなんてストーリーはほとんどなく、黄門様が簡単に解決できそうな単純な事件を偶然みつけて解決するというストーリーがほとんどだ。しかし実際の事件はそんな単純じゃなくてスケさんの親戚が嘘ついて誰が間違って死刑になったとか(例えば http://f13.aaa.livedoor.jp/~hiroppe/gotenba/gotenba.htm )、そんなものばっかりで、お上の気まぐれで解決できますなんてのはあまりないだろう。自分が過去に巻き込まれたトラブルを思い出してもそんなものばかりだ。そんな面倒なもの訴えらたら黄門様もかなわないだろう。


とりあえず、この2つは妙に重なっているのは確かだ


卑怯と感じるもの

お上が解決したくないもの

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